挫折しない!ダイエット・筋トレを成功させる目標設定のSMARTな法則
2025.11.05
「とりあえずマイナス5kg!」や「ムキムキになりたい!」という漠然とした目標では、モチベーションが続かず挫折しやすいものです。
ダイエットや筋トレを成功させる鍵は、「達成可能な具体的な目標」を設定すること。今回は、目標設定で最も効果的とされるSMARTの法則に基づいた、具体的な目標の立て方をご紹介します。
1. 成功を導く「SMARTの法則」とは?
SMARTの法則は、目標を具体的で実行可能なものにするためのフレームワークです。
| 頭文字 | 日本語訳 | 意味 | 問いかけ |
| S (Specific) | 具体的 | 誰が見てもわかる明確な内容か? | いつまでに、何を、どうするのか? |
| M (Measurable) | 測定可能 | 進捗を数字で追えるか? | どれくらい(量・回数)達成するのか? |
| A (Achievable) | 達成可能 | 現実的に努力次第でクリアできる目標か? | 今の自分の能力で無理なく目指せるか? |
| R (Relevant) | 関連性 | その目標は自分にとって本当に必要か? | なぜその目標を達成したいのか? |
| T (Time-bound) | 期限 | いつまでに達成するか期日が決まっているか? | 〇月〇日までに達成する、と明確か? |
2. 目標設定のステップ:抽象的から具体的へ
SMARTの法則を使って、目標を修正する手順を見てみましょう。
❌ 悪い目標の例:「腹筋を割りたい」
| 項目 | 悪い点 |
| S (具体的) | 「割りたい」の状態が不明確。 |
| M (測定可能) | どのくらい筋トレすればいいか分からない。 |
| T (期限) | いつまでに達成するのか期限がない。 |
✅ SMARTな目標の例:「3ヶ月後の旅行までに腹筋のラインを見せる」
| 項目 | 目標をクリアするための具体的な行動 |
| S (具体的) | 「体脂肪率を15%まで落とす」(見た目の目標を数字に変換) |
| M (測定可能) | 「毎週、腹筋ローラーを50回、週4回行う」 |
| A (達成可能) | 「毎日の食事でタンパク質を100g以上、脂質を40g以下に抑える」 |
| R (関連性) | 「旅行先で自信を持って水着を着るため」(強い動機付け) |
| T (期限) | 「○月○日までに」(明確な日付を設定) |
3. モチベーションを維持する心理学的テクニック
大きな目標(最終目標)だけでなく、目の前の行動を促すための「行動目標」を設定しましょう。
- 分割目標を設定する:
- 最終目標: 6ヶ月でマイナス6kg
- 中期目標: 3ヶ月でマイナス3kg
- 短期目標: 1ヶ月でマイナス1kg
- 行動目標: 週に3回ジムに行く。毎朝白湯を飲む。
- ポイント: 達成しやすい行動目標(ジムに行くこと自体)にフォーカスすると、継続しやすくなります。
- 記録と可視化:
- トレーニング日誌やアプリで、重量、回数、食事、体重を記録しましょう。記録は「努力の証」となり、停滞期でも「これだけ頑張っている」という自己肯定感につながります。
まとめ
ダイエットや筋トレの成功は、意志の力ではなく、「目標設定の質」で決まります。
SMARTの法則に基づき、最終目標から逆算した具体的な行動目標を設定し、日々の努力を確実に積み重ねていきましょう。
「自分に合った目標設定の仕方がわからない」「無理のないプランを作ってほしい」という方は、ぜひRiBody Make Gymの初回体験でご相談ください。トレーナーがあなたの成功を導く最適なロードマップを一緒に作成します。
