その一口が危険信号?塩分の摂り過ぎが招く意外なリスク
2025.10.15
「最近、なんだか体がだるい…」「顔や足がむくみやすい…」
もしそう感じているなら、その原因はもしかしたら塩分かもしれません。
美味しい食事に欠かせない塩分ですが、知らず知らずのうちに摂りすぎてしまうと、私たちの体に様々な悪影響を及ぼします。
塩分の摂り過ぎが引き起こす3つのリスク
1. 高血圧
塩分を摂りすぎると、体内の塩分濃度を薄めるために血液中の水分量が増えます。その結果、血管にかかる圧力が上がり、高血圧を引き起こします。高血圧は、心臓病や脳卒中など、命に関わる病気のリスクを高めてしまいます。
2. むくみと体重増加
体内に余分な水分を溜め込むことで、むくみが生じます。特に夕方になると足がパンパンになる、顔が腫れぼったいと感じる方は要注意です。また、一時的な体重増加にもつながります。
3. 腎臓への負担
体内の余分な塩分を排出するのは腎臓の役割です。しかし、塩分を摂りすぎると腎臓は常にフル稼働状態に。これが続くと腎臓が疲弊し、機能が低下する原因になります。
塩分を減らすための簡単な3つの工夫
日々の食生活を少し見直すだけで、塩分を効果的に減らすことができます。
- 加工食品を控える: ハム、ソーセージ、インスタント食品、レトルト食品には、想像以上に多くの塩分が含まれています。できるだけ手作りの食事を心がけましょう。
- 調味料を工夫する: 醤油やソースをそのままかけるのではなく、小皿に出してつけながら食べるだけでも、使用量を減らせます。また、塩の代わりにレモン汁やハーブ、スパイスを使うと、風味豊かで満足感のある味付けになります。
- 食材の旨味を活かす: 昆布や鰹節でとった出汁、トマトやきのこ、魚介類など、元々旨味の強い食材を活かせば、少ない調味料でも美味しく食べられます。
塩分を意識した食生活は、美味しくないわけではありません。少しの工夫で、健康と美味しさを両立させることができます。
今日からできることから少しずつ始めて、健康な体を手に入れましょう。
