使えない筋肉って何??
2025.10.02
筋トレやボディメイクをしていると、よく耳にする言葉のひとつに「使えない筋肉」というものがあります。
しかし、実際には「使えない筋肉」というものは存在するのでしょうか?今回はその真実について解説します。
✅ そもそも「使えない筋肉」とは?
一般的に「使えない筋肉」とは、見た目は大きくても実際のパフォーマンスや動作に直結しない筋肉を指して使われます。
例えば、ボディビルダーのように大きな筋肉を持っていても、短距離走や格闘技で必ずしも強いとは限らない――このような場面で「使えない筋肉」という表現がされることが多いです。
✅ 筋肉自体に「使える」「使えない」はない!
実は、筋肉そのものに「使える・使えない」という区別は存在しません。
筋肉は鍛えた分だけ確実にパワーを発揮します。ただし、問題はどのように鍛えたか・どのように使うかです。
- 筋肥大(見た目を大きくする目的)
- 筋力向上(力を出す目的)
- 筋持久力(長時間動かす目的)
目的によって鍛え方が違うため、見た目が大きい人が必ずしも競技で強いとは限らないのです。
✅ 「使えない筋肉」と言われる原因
- 動作に必要な連動性が不足している
→ 筋トレで鍛えていても、競技動作の練習をしていなければうまく力を発揮できません。 - 柔軟性や可動域が低下している
→ 大きな筋肉が邪魔になり、動きがぎこちなくなる場合もあります。 - 目的に合ったトレーニングをしていない
→ 競技に必要な筋肉ではなく、見た目のためだけの筋肉を鍛えている場合に「使えない」と言われがちです。
✅ 結論:「筋肉は全部使える!」
正しく鍛えれば、筋肉は必ず役に立ちます。
ただし、競技力や日常動作に直結させたい場合は、筋肉を大きくするトレーニングだけでなく、動作を意識したトレーニングや柔軟性の維持も必要です。
筋肉を「使える状態」にするためには、
- 正しいフォームでの筋トレ
- 目的に合わせた種目選び
- 体の連動性を高める動作練習が欠かせません。
